プレミアムパナマ

パナマ帽の原産国エクアドル

パナマ帽の原産は中米パナマと思われがちですが、実際は南米エクアドル。
原料となる良質のトキージャ草はエクアドルの一部の地域に自生し、その輸出は禁止されているため、パナマ帽(トキージャハット)及びパナマ帽の資材となる帽体は全てエクアドル産です。

産地と編み手職人

パナマ帽体はエクアドル各地で編まれていますが、中でもハイグレードなものは、気温・湿度ともに原料のトキージャ草を加工するのに最適なエリアであるモンテクリスティという街、及びその周辺の村で代々熟練の職人により編まれてきました。ゆえに“モンテクリスティ”という名前はハイグレードなパナマ帽の代名詞としても使われています。
編みの技法は親から子へと伝えられ、経済的環境や個々の素質からハイグレードのものが編める職人になれるのはほんの一握りです。

パナマ帽編み手職人のレジェンド、
シモン・エスピナル氏

そんなパナマ帽の編み職人の世界で、卓越した技術を持つのがシモン・エスピナル氏。
彼が編むパナマ帽体はシルクのように滑らか・しなやかで、かつ丈夫。目の細かさゆえ、1年の生産数は1〜2個に限られます。

パナマのグレードは編み目の数によって等級化されており、一般的なパナマ帽体のグレードが2〜3等級、モンテクリスティのハイグレードなもので24等級〜35等級という世界で、シモン氏の編むパナマ帽体は50〜60等級に上ります。

エスピナル・ファミリーのオーダーパナマ帽体

シモン氏の技術を継承するのは彼の家族たち。36等級以上を編めるのは職人たちの中でもこのエスピナル・ファミリーのみです。
Kaori Millineryではこのエスピナル・ファミリーが編み上げたプレミアムクオリティーのパナマ帽体を、ミリナー・前田かおりの技術で帽子に仕上げるオーダーハットをご提供しております。

エスピナル・ファミリーパナマ帽

納期目安
1年〜1年半(グレードにより納期は変わります)

基本料金目安
Simon氏本人による手編み:¥9,000,000〜
SSランク:¥4,000,000〜
Sランク:¥3,000,000〜
Aランク:¥2,500,000〜
Bランク:¥1,500,000〜

モンテクリスティ

納期目安
6ヶ月〜1年

基本料金目安
Ultra Fine:¥1,000,000〜
Super Fine+:¥900,000〜
Super Fine:¥600,000〜

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