Bespoke Hat Service

Kaori Millinery ビスポークコンセプト

関係性に寄り添う帽子

カオリミリネリーの帽子はパーソナリティーのスタイリングをアシストする。

帽子はコミュニケーションの入口である顔の額縁。
顔を見ると自ずと視界に入り、
顔と帽子の形・色・被り方のバランスによって
人の印象をも変えうるツールである。

しかし帽子は
（主張の強いアイテムとして見られがちであるが）
スタイルの主役ではない。
あくまでもスタイルを補完し完成させるアイテム、
もしくはスタイルを方向づけるアイテムである。

人と服とのバランスやニュアンスをコントロールし
目指すキャラクターを繋ぐのに最も有効なツール、
つまり帽子とは
「なりたい自分への究極の変身アイテム」
でもあると考える。

ゆえに、その人が目指すスタイルとは何か、
カオリミリネリーのクリエーションはそこから始まる。

纏う人の形・ライフスタイル・嗜好とのバランス、
キャラクターやその人自身の物語から帽子を捉え、
その関係性に寄り添う「所作」をデザインする。

トレンドを模索するのではなく、スタイルを作る。

帽子を手に取り、
自分らしく被ることで「所作」を馴染ませ、
スタイルは完成する。

カオリミリネリーは、自分のスタイルを探求するお客様のアシスタントとして、
最高の技術をご提供致します

Kaori Millineryについて

カオリミリネリーは、2014年にKaoriが東京で立ち上げたブランド。

ロンドンで、ヴィヴィアン・ウエストウッドとの長年のコラボレーションや、イヴ・サンローラン、トム・フォード（グッチ）等のコレクションの帽子で高い評価を得ている世界トップクラスのミリナー、プルーデンスより帽子作りを教わり、2011年から2014年までプルーデンスのアシスタントとしてヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションショーのヘッドウェア制作に携わる。また個人の活動としてイングリッシュ・ナショナル・オペラ等の舞台衣装のヘッドコスチューム制作にも関わる。

2014年、ウィーンで100年以上の歴史を持つ老舗で、4代目のクラウス・ミュールバウアーによって国際的な量産品の帽子ブランドへと変貌を遂げたミュールバウアーで短期間修行し帽子の量産製造技術を学んだ後、ロンドンへ戻りファッションスカウトロンドンにおけるファッションショーでケイコニシヤマの2014春夏コレクションにヘッドウェアを提供。同年9月に自身のブランドを立ち上げ、その数カ月後に日本に帰国してビジネスを立ち上げる。

10年以上にわたって手仕事によるクリエーションとデザインを続けてきたカオリミリネリーの価値の真髄は、高品質・快適さ・エレガンス、そしてエキセントリックなタッチにあり、その価値は伝統的な帽子からコンテンポラリーなヘッドウェアにまで及んでいる。